Blogブログ
新しいことを始める
この時期は心機一転、新しいことを始めやすい季節ですね。
皆様も、何か新しく始めたことや、決意したことはありますでしょうか。
私自身は最近、健康のため毎日筋トレを始めるという決意をしました。
最初はかなり抵抗があったものの、
2週間ほど続けてみると少しずつ習慣になり、
今ではやらないと落ち着かないくらいになりました😄
とはいえ、習慣になるまでの最初の抵抗感は本当に大きく…😅
これは、生徒たちが勉強に向き合うときの
抵抗感にも近いのだろうなと感じています。
保護者の方からも、よくこのようなお悩みをいただきます。
今回は、勉強を習慣化するための方法を1つお伝えします!
小学5年生の男の子、Aくん。
サッカーを一生懸命頑張っていて、
最近ではバスケにも挑戦しようとしている生徒さんです。
サッカー選手や国名のことを聞くと、
何でも答えてくれて、いつもその知識量に驚かされています。
一方で、勉強面ではここ最近、少し抵抗感が強く出てしまい、
宿題に気持ちが向かなかったり、なかなか取りかかれなかったりすることがありました。
そんなAくんが、ある日の授業開始時に、
Aくん
「今日、お母さんに学校の漢字宿題プリントやってきなって言われてん😒」
と話してくれました。
見てみると、A3両面で202文字分の漢字プリント。
勉強への抵抗感が強くなっていたAくんにとっては、見ただけで気持ちが重くなってしまう量だろうなと感じました。
私
「そっかぁ。Aくんはそれを言われて、どう思ったん?」
Aくん
「えーー!めんどくさいと思ったに決まってるやん!やらないに決まってる!😡」
と、怒り気味の一言。
ここでその気持ちを否定してしまうと、その後の話を聞いてもらいにくくなってしまいます。
ですので、まずはAくんの気持ちに共感し、気持ちを代弁したうえで、こちらの想いを伝えることにしました。
私
「そうやんな。面倒くさい気持ちが勝つわな…。先生だって、こんなにたくさんの仕事がいきなり渡されたら『嫌や!』ってなるもん😂」
Aくん
「やろ!?先生もやろ!?」
私
「うん!ただね、先生としては、Aくんが5年生っていう少しお兄さんの学年になったから、少しでも頑張れる男になってほしいなって思うで。」
Aくん
「ふぅ〜ん🤔」
私
「だからさ、授業が終わったら先生も嫌な仕事を1分で終わらせてくるから、その間にこの漢字プリントを10個くらい進めてみない?」
Aくん
「先生と嫌な仕事対決か😄まぁ、いいよ!」
私
「よし!じゃあ、どっちが早く仕事を終わらせられるか勝負やな!」
授業が終わり、私が“仕事”としてテキストのコピーをしているあいだ、Aくんも“仕事対決”として漢字プリントに取り組んでくれました。
私が3分ほどでコピーを終えて戻ると、
Aくん
「先生!遅いわ!おれもうここまで終わったで!😏」
見ると、漢字10個どころか、20個ほど書き取りを終えてくれていました。
私
「すごいやん!Aくん、先生より仕事できるやん!😆」
Aくん
「やろ!?もう全部やって帰ったるわ!😤」
心の中では「しめしめ🤭」と思いながらも、とても嬉しい言葉でした。
その後は、Aくんが分からずに埋められなかった漢字20個ほどの答えをホワイトボードに書き、
「この中から正しい漢字を選ぶミッション!」
と指令を出しました。
すると、Aくんは楽しそうに取り組んでくれました。
そして結局、202文字すべてを20分ほどで終わらせることができました。
終わった瞬間、
Aくん
「っしゃ!はじめは面倒くさかったけど、やってみたら余裕やん!」
と一言。
私
「そうなんや!じゃあ、これからも、とりあえず1分やってみたら、面倒くさくなくなるかもな!」
Aくん
「そうかも!これからもやってみよかな!」
と、今回の学習方法を納得して受け入れてくれました。
そして帰り際には、
Aくん
「これでお母さんに褒められる♪」
と、ルンルンで帰っていきました。
その後、Aくんはこの勉強方法を続けてくれているためか、
宿題も毎回やってきてくれるようになりました。
このように緑風塾では、生徒さん一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、
それぞれに合った学習方法を提案・実践し、成長をサポートしています。
皆様のお子様にも、
「まずは1分だけ一緒にやってみない?」
と声をかけてみてはいかがでしょうか。
また、学習に関するお悩みなどがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
さて、最初にお話しした筋トレへの抵抗を減らした方法についてですが、私の場合は、
「前日の夜に机を寄せて、運動するスペースを確保しておく」
という工夫をしました。
朝起きたときに面倒だと感じていたのは、
運動そのものもそうですが、それ以上に「机を寄せる」というひと手間でした。
その手間を前日に済ませておくだけで、朝の抵抗感がぐっと減りました。
何かを始める、そして続けるためには、気合いだけではなく、
取りかかるまでの“手順の抵抗”を減らすことも大切なのかもしれませんね。
