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〇〇の秋🍂

10月に入り、
少しずつ秋らしい空気を感じる季節になってきました🍂
秋といえば、「読書の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」など、
何かにじっくり取り組むにはぴったりの季節です。
勉強についても、夏休みに身につけた学習習慣を活かしながら、
自分の目標に向かって一歩ずつ進んでいきたい時期ですね。
さて今回は、
「そもそも、なんで勉強しないといけないの?」
そんな疑問を持っていた、中学2年生のK君についてご紹介します。
K君は、ものづくりが大好きな中学2年生です。
家でもよく工作をしていて、
自分で作った作品の写真を見せてくれることがあります。
以前、「すごくよくできているね!実物も見てみたいな」
と話したところ、後日、かわいらしい動物の飾りを持ってきてくれました。
そしてまた別の日。
K君が大きな包みを大切そうに抱えて塾へやって来ました。
「今日は何を持ってきたの?」
と聞きながら包みを開けてみると、
中から出てきたのは、細かい部分まで丁寧に色が塗られた大きな刀!
想像以上に迫力のある作品で、講師も驚かされました。
話を聞いてみると、なんと約1年間、
コツコツと作り続けて完成させた作品とのこと。
細部までこだわって作られており、
K君の集中力や創造力が伝わってきます✨
好きなことなら、1年間でも夢中になって取り組める。
これはK君の大きな長所です。
「なんで勉強しないといけないんですか?」
一方で、そんなK君には、勉強についてよく口にする言葉がありました。
「なんで勉強しないといけないんですか?」
K君は、自分が納得したことにはとことん取り組めますが、「なぜやるのか」が分からないことには、なかなか気持ちが向きません。
勉強する意味がまだ分からなくても、
「学生だから勉強するものだから」
「テストがあるから仕方ない」
と取り組める生徒もいます。
しかし、K君のように「なぜ?」を大切にする生徒の場合、
一方的に「勉強しなさい」と伝えるだけでは、なかなか前向きにはなれません。
そこで緑風塾では、K君に「勉強しなければならない理由」を
押しつけるのではなく、本人が好きなことから一緒に考えてみることにしました。
「好きなこと」の先に何がある?
ある日、K君がこんなことを話してくれました。
「将来、こんなふうに何かを作って生活できたらいいな」
そこで講師から、
「じゃあ、将来ものづくりを仕事にするためには、どんな知識が必要だと思う?どんなことを勉強したらいいかな?」
と尋ねてみました。
しばらく考えたK君。
「工業系の高校がいいのかな」という答えが返ってきました。
確かに、ものづくりに興味があるなら、
工業系の高校は進路の選択肢の一つです。
そこで、さらに話を広げてみました。
「K君はものを作るとき、デザインにもこだわっているよね。
もしデザインにも興味があるなら、工業系だけじゃなくて、
美術やデザインについて学べる学校を調べてみるのも面白いんじゃない?」
するとK君は、高校選びに少しずつ興味を示すようになりました。
そして、自分から、「どんな学校があるんですか?」
と質問してくれました。
そこで、進路指導で使用している高校案内をK君に見せました。
「いろいろな高校が載っているから、
授業が終わった後に気になる学校を探してみたら?」
そう伝えると、その日の授業後、
K君は高校案内を真剣な表情で読み始めました。
気になる学校を見つけるたびに、
ページに付箋を貼っていきます。
気づけば、たくさんの付箋がついていました。
これまで、「なんで勉強しないといけないの?」
と言っていたK君が、自分から将来について調べています。
そして翌週。
K君から、さらにうれしい報告がありました。
「先生、今度この高校を見に行ってみようと思います」
好きな「ものづくり」について考えたことをきっかけに、
自分の将来と高校進学が少しずつつながり始めたのです。
その頃から、K君の授業中の様子にも変化が表れました。
以前よりも集中して問題に取り組めるようになり、
気がつけば、「なんで勉強しないといけないの?」
という言葉も、ほとんど聞かなくなりました。
「勉強する意味」は、
すべての生徒に共通する一つの答えがあるわけではないのかもしれません。
行きたい高校に進学するため。
将来やりたい仕事に就くため。
好きなことをもっと深く学ぶため。
まだ知らない世界を知るため。
そして、将来の選択肢を増やすため。
生徒によって、その答えは違います。
だからこそ緑風塾では、「勉強しなさい」と伝えるだけではなく、
その子が何に興味を持ち、将来どんなことをしてみたいのかを一緒に考えることも大切にしています。
生徒から、「なんで勉強するんですか?」
と聞かれることは、決して珍しいことではありません。
緑風塾では、この言葉を単なる勉強への不満として終わらせたくないと考えています。
むしろ、その生徒の興味や将来について一緒に考えるチャンスです。
「なぜ勉強するのか」が自分の中で少しずつ見えてくると、
それまで「やらされていた勉強」が「自分のためにする勉強」へと変わることがあります。
K君にとって、そのきっかけは大好きな「ものづくり」でした。
好きなことから将来を考え、将来から高校を考え、高校から今の勉強を考える。
一見すると遠く離れているように思える「好きなこと」と
「今日の勉強」が一本の線でつながったとき、子どもの学習に対する姿勢は大きく変わることがあります。
緑風塾ではこれからも、一人ひとりの興味や性格、
目標に向き合いながら、自分から学びたくなるきっかけを一緒に探していきます❗️
お子さまの学習姿勢や進路についてお困りのことがありましたら、
ぜひお気軽に緑風塾までご相談ください。
